〒253-0082 神奈川県茅ヶ崎市香川2-20-13 TEL.0467-52-9067

椎間板ヘルニア手術

椎間板ヘルニア

ダックスは他犬種の12倍位起こりやすいと言われています。その症状も重いことが多いのが特徴です。
手術になかなか踏み切れなかったり、すぐに手術すべき状況であることを知らずに時機を逸し、手術を受けても回復しなかった例が何頭もいます。
ここでは椎間板ヘルニアについて詳しく知っていただくためではなく、手遅れの状態にしてしまうことを少しでも減らすための説明をさせて頂きます。

■椎間板ヘルニアのグレード

症状により5つのグレードに分け、治療方針を立てます。
グレード5では早急の外科処置を必要とします。
グレードの分類を簡単に示します。

1. 腰が痛い
2. 後ろ足のふらつきがある
3. 起立できない、立たせてあげても歩行できない
4. 排便排尿が自分の意志でできない
5. 足先の骨の痛みがわからない(深部痛覚消失)

内科的治療で経過を観察するのはグレード1と2の段階です。
グレード3以降は外科処置を考えますが、発症直後は内科的処置後半日でチェックし改善傾向がわずかでも認められるなら、さらに半日経過観察します。
グレード3でも内科治療に反応せずある程度の時間がたった場合は外科処置を考慮します。
低グレードからグレード4もしくは5に悪化したり、グレード4もしくは5が内科治療に反応なく、とどまっているなら、なるべく早期に外科処置を考慮すべきと考えます。
特にグレード5なら、発症後36時間以内に外科処置を行い圧迫を開放してあげないといけないとされていますので、発症直後に受診したとしても、内科的に半日もしくは1日経過観察をするわけで、その間に改善が見られないなら、即座の手術が必要となります。
発症後時間がたっているなら内科治療の反応を見ている時間はないかもしれません。

■外科処置について

MRI,CTの検査により脊髄神経が圧迫を受けている場所を確定し、手術によりその部位の圧迫を開放します。